いびき・睡眠時無呼吸症候群について
2021-03-08
ご家族が大きないびきをかく・・ 寝ているときに呼吸が止まることがあって心配・・
そのような方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があり要注意です。
夜間睡眠中に無呼吸や低呼吸が起きてしまうと良質な睡眠が取れず、昼間に強い眠気に襲われるだけでなく、高血圧・不整脈・心不全・心臓病などの合併症を起こす原因にもなります。
睡眠は身体のコンディションや精神的な状態にも影響されます。お酒を飲みすぎたり、疲れがたまっていればいびきをかくこともありますね。でもいつもいびきをかいている、そんな方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
〇 睡眠時無呼吸症候群によくみられる症状は?
寝ている時に呼吸が止まる・大きないびきをかく・夜中によく目が覚める・ぐっすり眠れた感じがしない・日中に強い眠気がある・集中力が落ちている
〇 どんな人がなりやすいの?
太っている・首が短く太い・顎が小さい・高血圧・高コレステロール血症・糖尿病である方
〇 検査は?
医師による問診や診察後、スクリーニング検査の予定をします。ご自宅で指と鼻に機器を装着し一晩休んでいただきます。解析結果は後日ご説明いたします。
もしこの検査で重症の睡眠時無呼吸が疑われる場合は病院での精密検査が必要になる場合もあります。
日中の眠気やだるさの改善も期待されますが、虚血性心疾患や脳卒中などの突然死のリスクを低下させ、健康寿命を延ばすことが大切です。
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