当院の新型コロナウイルス検査について
2021-12-06
当院では以下の3種の方法で新型コロナウイルス検査を実施しています。
1. RT-PCR法
2. PCR NEAR法
3. 抗原検査
かぜ症状のある方が対象で、上記の各検査料・判断料は公費負担(無料)です。診察料・薬剤料および通常診療の方と空間的分離を行い、感染防御対応を行うためのトリアージ料は通常の保険診療(1~3割負担)となります。
基本的には医師の判断した方法にて検査を実施しています。
かぜ症状での受診は時間的・空間的分離を行うため、これまで通り動線を分離した場所や駐車場で行います。診察できる人数には限りがあります、受診の前にはかならずお電話いただきますようお願いします。
上記3種検査の特徴や違いについて・・
1. RT-PCR法(リアルタイムPCR)
〇遺伝子を検出 〇現在の感染がわかる 〇高い精度 〇唾液を採取
●外部委託のため検査結果は翌日
2. PCR NEAR法(等温核酸増幅法)
〇遺伝子を検出 〇現在の感染がわかる 〇高い精度 〇鼻咽腔拭い液を採取
〇院内で所要時間13分で結果がわかる
PCR NEAR法は2020年10月に厚生労働省より承認された迅速かつ高精度な検査であり、従来のRT-PCRとほぼ同等の精度と認められています。現在当院でも米国のアボットダイアグノス社製のID NOWシステムを非常に有用なツールとして活用しています。
3. 抗原検査
〇ウイルス抗原のたんぱく質を検出 〇現在の感染がわかる 〇鼻咽腔拭い液を採取
〇院内で所要時間15分で結果がわかる
●遺伝子検出より精度は劣る
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